シャルル・デュブロス

リシャール・ミルはブランド初の登山家をファミリーに迎えることを嬉しく思います。シャルル・デュブロスは、母国フランスにおいて「アルピニズム」と呼ばれる分野で注目の的となっています。フランス国内だけでなく、ネパールのヒマラヤ山脈のような遠い場所の新ルートを含め、世界中の高峰を制覇しました。2022年1月、グランド・ジョラスの最も困難な登攀のひとつである悪名高い「ローリング・ストーンズ」に挑み、広く注目を集めました。単独での登頂は歴史的なこと。気温-20℃の非常に危険な北壁に6日間もぶら下がり、シャルルはたったひとりで岩と氷に立ち向かいました。

そこはアヌシーで育った彼を見守ってきたアルプスです。何が彼をアルプス制覇に向かわせたのでしょう？景観？挑戦？精神統一？「私の無限のエネルギーを注ぎ込む必要があったのです！私は何をするにも自分で決めた通りに推し進めるのが好きで、山は自分を表現できる場所なのです。」と、シャルルはもう一人のリシャール・ミル ファミリー、フリーダイバーのアルノー・ジェラルドとよく似た言葉で語ります。「アルノーと私は対極の方向を目指します。光り輝く世界の両端にあって、私たちは共に、それまで体験したことのなかったものを自分の中に見出すのです。」

「私がリシャール・ミルというブランドに惹かれるのもこれと同様です。そこには「究極」の何かがあるのです。