RM S14

RM S14 オートマティック　トゥールビヨンTalisman Origine

自社製キャリバー CRMT5

スケルトン加工が施された自動巻きトゥールビヨンムーブメント、時・分表示、可変慣性モーメントローター

ゴールド製の地板とブリッジ

RM S14の地板とブリッジはそれぞれ18K 5Nレッドゴールドと18K 3Nイエロゴールドを機械加工して製作されたもので、どちらにもマイクロブラスト加工と手作業による面取りを施しました。

スケルトン加工の地板とブリッジは、徹底した検証テストを経て、最高の強度条件を満たしています。

可変慣性フリースプラングテンプ

究極のイノベーションを象徴するテンワ。衝撃を受けた場合やムーブメントの組み立てと分解の際に、より高い信頼性を約束し、長期間にわたり優れた計時精度を保証します。

緩急針はなく、テンプに直接取り付けられている4つの調節可能な小型のウェイトにより、正確で反復可能な調整が可能です。

可変慣性モーメントローター

RM S14はローターの巻き上げを最適化するために、可変慣性モーメントを用いています。

ローターの技術仕様 ：

• 18Kホワイトゴールド製で重量をもたせた外周エッジとエッジリング

• プラチナ製のウェイト

• ボールベアリングを使用したセラミックス製自動巻きシステムOneWay®

• 両方向巻き上げ方式

設定は、スプラインネジでふさわしい位置に固定することができる2つのウェイトの調整により行います。2つのウェイトが互いに近づくとムーブメントの慣性が上がり、香箱はより速く巻上がります。ウェイトがローターの先端に位置すると慣性が下がり、香箱はゆっくりと巻き上がります。

ケース

時計の設計および製法は、ムーブメント、ケースに対して完全に包括的アプローチに基づいています。その結果、すべてが極めて厳格な基準に従って製作されました。リシャール・ミルで初めて採用された、カーブを描く3つのパーツによるケースを作るには、プレス加工と機械加工を何度も繰り返し、調整に数日を要しました。

18K 5Nレッドゴールド製のベゼルと裏蓋双方には、サテン仕上げがなされ、縁は手作業によるポリッシュ仕上げをし、手作業によるエングレーヴィングが施されています。ミドルケースはグレード5チタン製で、付随するリューズもグレード5チタン製、ポリッシュ仕上げとマイクロブラスト加工が施され、スイス製ロードナイトが配置されています。

3層構造のケースには2つのニトリル製Oリングが使用され、50m防水を保証しています。ケースの組み立てには20個のグレード5チタン製スプラインネジと、316Lステンレススティール製の耐摩耗性ワッシャーを使用しています。

The RM S14 is designed to be worn as a pendant around the neck, the first time that Richard Mille has created a necklace. Made of briar wood, red gold, titanium, and rhodonite beads, strung on a metal and rubber cord it has a pressure-adjustable clasp reminiscent of the insert at 6 o'clock that incorporates 5N red gold, polished titanium balls and wood of the same species.