2017

RM 50-03

トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ マクラーレンF1

キャリバー RM50-03

手巻きトゥールビヨンムーブメント、時・分表示、スプリットセコンド クロノグラフ、30分積算計、パワーリザーブ・トルク・ファンクションインジケーター



75本の限定エディション

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有名なF1コンストラクターと協力して制作されたRM 50-03は、抜群の機械性能を誇るテクノロジーの傑作です。ストラップを含めて40グラム未満であることから、発表された時点では史上最軽量の機械式クロノグラフでもありました。

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この画期的な偉業を可能にしたのは、最先端の技術を応用した素材でした。本作の設計ではチタンやカーボンTPT®のみならず、時計製造界では全く使用されたことのない新素材、グラフTPT®が採用されています。これは一般的にグラフェンの名で知られています。

同素材の時計への応用は、2015年にマンチェスター大学で創設された国立グラフェン研究所での研究により実現しました。マンチェスター大学、マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ社、ノース・シン・プライ・テクノロジー(NTPT®)社との実り多い共同研究を通して、リシャール・ミルは改良型カーボンTPT®によるケースの製造に成功しました。

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カーボンの物理的特性はグラフェンによって大幅に向上しました。グラフェンとは、スティールよりも6倍軽く、200倍の強度を誇る革新的なナノ素材です。リシャール・ミルは、マクラーレン・テクノロジー・グループ社とマクラーレンF1社の力を借りることによって、グラフェンでカーボン複合材の密度を大幅に下げつつ、耐久性を向上させました。

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うねるような縞模様が美しい表面を特徴とするカーボンTPT®は、厚さ最大30ミクロンの平行繊維層600枚で構成されています。この層は、グラフェンを含む母材を染み込ませてから、CNC機械で各層の繊維の方向を45度ずらしながら織り込まれていきます。
それから6バールの圧力下で120°Cの熱処理を行い、この複合材を固化させます。マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ社によって行われた多くの試験や承認テストによって、グラフTPT™の製造に結びつくソリューションを開発。時計製造ではリシャール・ミルが独占的に使用している素材です。

出来上がった3層構造のケースは、人間工学に基づいた完璧なデザインと存在感あるユニークな外観を保ちながら、高い耐久性と超軽量性を両立させる一切妥協のない仕上がりとなっています。

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7gのムーブメントは「超軽量」と形容しても過言ではないでしょう。この羽のような軽さの秘密は、地板とブリッジに使用したグレード5チタンとカーボンTPT®、そして徹底的にスケルトン化した構成部品にあります。同様に、密度、剛性、低熱伝導率に優れるチタンは、マクラーレン・レーシングのF1エンジニアリング製造プログラムに素材として抜擢され、シャシーや空気力学的なパーツを軽量化・強化するだけでなく、変速機、コネクティングロッド、バルブシステムの製作にも使われています。

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カーボンTPT®製の横型キャリッジはマクラーレンF1カーのウィッシュボーン式サスペンション構造に着想を得ており、ミドルケースに固定することでRM 50-03のキャリバー全体を支えています。この独特な構造では、ケースリングを省いてムーブメントとケースを完璧に適合させています。以上の技術的なソリューションが集結したことで、この複雑なキャリバーは極めて高い耐久性を獲得しました。リシャール・ミルのアトリエで5,000Gの衝撃を与える試験も、ケースは無傷でクリアしています。

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トゥールビヨン脱進機にスプリットセコンド機能を組み合わせたRM 50-03 マクラーレン F1は、クロノグラフとしての完成度の高さが特徴です。一つの機構に二つの複雑機構を搭載し、正確に動かすためには、エネルギー伝達が完璧でなければなりません。そのためには摩擦を軽減する必要があり、香箱と輪列の歯型の改良方法について研究を行った結果、バランスのとれたトルクと最適な伝達効率が実現しました。
ムーブメントの性能と開放されるエネルギーのクオリティは、色付きのパワーリザーブインジケーター(70時間)とトルクセンサーからひと目で確認することができます。くぼみのあるクロノグラフ用プッシャーはマクラーレン・ホンダのレーシングカーに備わったエアインテークダクトを彷彿とさせ、リューズの形状は同チームのカーレース用ホイールのリムをかたどったものです

新しいスプリットセコンド機構を設計し、スプリットセコンドの制御部分の働きを徹底的に研究することで、クロノグラフが消費するエネルギーを50%削減でき、軸の摩擦を低減させることにも成功しました。スプリットセコンド機能用のさまざまな動作を制御している6歯のコラムホイールは、レバーの完璧な連動、完全な機能ロック、安定したセッティングを保証する設計となっています。

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